太ももの裏が硬い理由と、前側を使ったゆるめ方
前屈で手が床に届かない、太ももの裏が突っ張る。ストレッチを続けても変わらない方は、太ももの前側との関係を見直してみてください。
太ももの前と後ろは「拮抗筋」の関係
太ももの前側にある大腿四頭筋は膝を伸ばし、後ろ側のハムストリングスは膝を曲げます。一方が縮むときにもう一方は伸びるという、反対の働きをするペアを拮抗筋と呼びます。
裏側だけの問題とは限らない
座る時間が長いと、股関節の前側が縮みやすく、骨盤が前に傾きやすくなります。すると太ももの裏は常に引っ張られやすい状態になります。裏側だけを引っ張っても、前側や骨盤の位置が変わらなければ、突っ張りは戻りやすくなります。
前側を使ってゆるめる考え方
大腿四頭筋に力を入れると、神経の仕組みによってハムストリングスの緊張が下がりやすくなります。これを相反抑制(Ia抑制)と呼びます。伸ばしたい筋肉の反対側を使うことで、力まずに可動域を広げる考え方です。
試し方の一例
仰向けで片脚を持ち上げ、膝を軽く伸ばします。太ももの前に力を入れて数秒保ち、息を吐きながら、脚を少しずつ胸の方へ近づけます。
行うときのポイント
① 痛みの出ない範囲で行う。② 呼吸を止めない。③ 反動をつけない。④ 力は全力ではなく、6〜7割程度にする。痛みやしびれがある場合は、無理をせず医療機関にご相談ください。
拮抗では
完全マンツーマンで、骨盤の位置・股関節の動き・呼吸を確認しながら、お一人ごとに「どこを使ってゆるめるか」を決めます。ひとりでは気づきにくい左右差やクセも、動きの中で一緒に確認します。
悩んでいる時間がもったいない。一度受ければ、きっとわかります。
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